【AHK】v2の使い方と便利な記述方法
目次
AHKv2ってなんぞ
AHKv2はAuto Hot Key version2の略で、キーボードのキーのスワップやコンビネーションをソフトウェアで何とかしてくれるというツールです。
例えば、日本語キーボード特有の邪魔な位置にあるCapslockキーをCtrlキーに変換したり、特定のコマンドを打つと、決まった文章が流れるようになったりできるとても便利な機能が備わっています。
私が使っているときに詰まったポイントや注意点をまとめていこうと思います。
ドキュメントたち
とりあえずドキュメントをまとめておきます。
AHK v1.1
とは記述方法が違うので注意してください
一般的なキーコード一覧
キーコードがわからないキーを特定する
もしキーコード一覧に使いたいキーが載ってない場合は、このの機能を使ってキーコードを読み取ります。
使い方は簡単で、以下のように.ahk
ファイルの先頭にKeyHistory
を記述して、実行するだけです。
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うまく実行できていれば、ウィンドウが表示されます。

ウィンドウを開きっぱなしにしておくと、入力したキーが表示されるはずです。
表示されない場合は、F5を押すか、「view->Refresh」を押してみてください。何も表示されなくてもキーを適当に押してからリフレッシュすれば入力したキーの情報が表示されると思います。

便利な定義方法
既存の動作を上書きせずに動作を追加する
例えば、Ctrl + a
をしたらコピーをしたい場合、Ctrl + a
にCtrl + a
とCtral + c
を適応すると都合の悪いことがあります。
無限ループが発生するのです。
この無限ループのせいで無限にCtrl + a
が動いてしまい最終的にエラーになってしまいます。
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このケースに対応できるのが、~
になります。
以下の記述のように既存のキー設定の前につけるだけで想定していた動作を設定できます。
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注意点
オンラインゲームをやる方だと、アンチチートに引っかかる可能性がありますのでご注意ください
私は「Valorant」のアンチチートシステムにAHKが引っかかってクライアントが起動しなくなったので、もし同じ症状の方はAHKをアンインストールする必要がります。
【AHK】v2の使い方と便利な記述方法
https://daiki-iijima.github.io/2025/09/07/【AHK】v2の使い方と便利な記述方法/