目次
eraseメソッドを使用する
erase
メソッドを使用することで、指定したイテレータの位置の要素を消去する事ができます。
コード
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| #include <iostream> #include <vector>
int main() { std::vector<int> intv;
for (int i = 0; i < 10; i++) { intv.push_back(i); std::cout << intv[i] << std::endl; }
std::vector<int>::iterator iter = intv.begin() + 1;
intv.erase(iter);
std::cout << "消去後" << std::endl;
for (int i = 0; i < intv.size(); i++) { std::cout << intv[i] << std::endl; }
return 0; }
|
注意
eraseメソッドを使う場合だとは指定した要素を削除して、その後、その空白を埋めるために、先頭方向にずらす(コピーが発生する)ため、要素数1000のvectorの先頭要素を削除すると、2番目移行の要素全てずらすため、999回のコピーが発生します。
配列の順番が狂ってもいい場合の高速な消去
iter_swap関数
とvectorのpop_back
を使用して、消去したい要素を配列の末尾に移動させ、末尾を消去するという方法を取ります。
そうすることで、eraseメソッドの欠点であった、コピーずらしが発生しないので高速に要素を消去することができます。この方法の欠点としては、配列の要素の順番がぐちゃぐちゃになってしまうことです。
コード
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| #include <algorithm> #include <iostream> #include <vector>
int main() { std::vector<int> intv;
for (int i = 0; i < 10; i++) { intv.push_back(i); std::cout << intv[i] << std::endl; }
std::vector<int>::iterator iter = intv.begin() + 1;
std::iter_swap(iter, intv.end() - 1); intv.pop_back();
std::cout << "消去後" << std::endl;
for (int i = 0; i < intv.size(); i++) { std::cout << intv[i] << std::endl; }
return 0; }
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