【Unity】Unity Test Runnerを使ってみる(EditMode編)
目次
手順
1. Unity Test RunnerのWindowを表示させる
以下の手順でWindowを表示させます。
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2. Test用のファイルを生成する
Test Runner Windowから自動でテストに必要なファイルを生成します。
下の画像のように、一番上のタブのEditMode
を選択(白くなります)して、中段にあるCreate EditMode Test Assembly Folder
を押下してファイルを生成します。
Assetsフォルダにフォルダ
が生成されます。このときにつける名前はデフォルトで、Tests
ですが、名前は変更しても構いません。
Tests
でフォルダを生成すると、Tests.asmdef
というファイルが生成されます。(フォルダ名.asmdef)
.asmdefファイルとはなにか
3. テスト用スクリプトファイルの作成
Editorフォルダを作成し、その中でC# Test Script
を作成します。
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4. コードを記述する準備
EditModeでは、UnityTest属性(コルーチン)
は使用できないので、テストはTest属性
を使用してテストを記述します。
生成すると以下のようなコードになっていると思います。
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初期手順として、以下のようなことをしておくと、スムーズにテストを記述できるようになると思います。
- EditModeでは使えない
UnityTest属性
を使用しているtestWithEnumeratorPasses()
を消去します。 UnityAssert
を使用できるように、using
を追加します。- 不要なコメントを消す
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5. テストを記述して実行する
今回は、テストのために、1+1が2になるかという簡単なテストを書いてみます。
以下のテストは、成功するテストです。
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Unityの画面に戻り、Test Runnerウィンドウ
中断のRunAll
を押下するとテストが実行されます。
矢印のトグルボタンを押して深く潜っていくと定義したAddTestクラス
があると思います。この部分をクリックすると詳細が表示されます。詳細情報はテストが失敗したときに役に立ちます。
以下の画像が先程のテストコードを失敗するように変更してテストした結果です。
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Expected 2 == 0
となっています。この右側が成功した場合の値です。左側が計算した結果です。
【Unity】Unity Test Runnerを使ってみる(EditMode編)
https://blog.djima.net/2021/06/15/【Unity】Unity-Test-Runnerを使ってみる(EditMode編)/