【Git】リモート関係のブランチの操作

目次

ブランチをプッシュする

ブランチをプッシュするには、pushコマンドに--set-upstreamスイッチをつけます。

set-upstreamをつけない場合エラー表示

リモートブランチにクローンしたリポジトリで作成したtestをpushします。

すでにエラー文に解決方法が書いてあるのでそれ通りのコマンドを実行します。

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$ git push

fatal: The current branch test has no upstream branch.
To push the current branch and set the remote as upstream, use

git push --set-upstream origin test

実行結果

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$ git push --set-upstream origin test

Enumerating objects: 3, done.
Counting objects: 100% (3/3), done.
Writing objects: 100% (3/3), 206 bytes | 206.00 KiB/s, done.
Total 3 (delta 0), reused 0 (delta 0), pack-reused 0
To /Users/daiki/Desktop/git/testRp/../bearRp/bare
* [new branch] test -> test
Branch 'test' set up to track remote branch 'test' from 'origin'.

リモートブランチを消去する

リモートブランチ消去する場合git push origin :消去したいブランチ名コマンドを使用します。このコマンドだけでは、ローカルブランチは消去されません。

ローカルブランチも消去するには2つのコマンドを使う必要があります。1つはローカルブランチの消去のためのgit branch -d、2つめはリモートブランチを消去するためのgit push origin :です。

  1. ローカルブランチ消去 : git branch -d 消去したいブランチ名
  2. リモートブランチ消去 : git push origin :消去したいブランチ名

リモートブランチを消去するときの「:消去したいブランチ名」とはなにか

refspec(リファレンス指定)と呼ばれるもので、`ソース側ブランチ(src):ディスティネーション側ブランチ(dest)の対応を表しています。

通常のgit psuhコマンドでも、複雑な構文が隠されているだけで、正式な記述をするとgit push origin ローカルブランチ:リモートブランチとなります。

実行例

testブランチを消去します。

リモートブランチのみを消去する場合

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$ git push origin :test

ローカルブランチとリモートブランチどちらも消去する場合

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$ git branch -d test
$ git push origin :test
Author

Daiki Iijima

Posted on

2021-04-10

Updated on

2024-04-17

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